2011年10月24日月曜日

We are the 99% or 53% ?


日本社会で勘弁してもらいたいのは「足の引っ張り合い」ですが、福沢さんに「怨望が一番よくない」と言われると、「そうだ、そうだ、日本人の怨望はたまらん!」と思ってしまいます。

「我々は99%だ。1%がアメリカの富を支配することがあってはならない」と、The Occupy Wall Streetデモの抗議者はプラカードを手に叫びます。この話題は日本でも報道されるようになりました。 ところが、53%派が99%派に対抗して議論していることは、日本のメディアでは報じられていないように思います(もっとも、私は新聞を読まないので断言できませんが、、、)。 53%派は「我々は、47%のアメリカ人と違って、所得税をちゃんと納めている責任ある53%のアメリカ国民だ」と主張しています。

99%派は「生活が楽になるようにチェンジしよう」と改革の必要性を訴えます。しかし、53%派は「我々も生活は楽じゃないけど、それでもそれが現実であり自分たちでなんとかしなくちゃ」と言います。 そして、最も重要なポイントは、彼らはオバマ民主党政権が公的資金で私企業、特にAIGなどのウォールストリートの金融機関を救済(bail out)したことに対して怒っていることなのです。

The Occupy Tokyoというデモが東京で開催されたそうですが、デモの参加者たちは何に抗議して東京を占拠しようとしたのでしょう? 意味不明ですね。 ついでだから、日本の政治家に関しても一言。 イデオロギーなんて難しいことは口に出さないで、技術的なこと、つまり、事務処理的なことだけでもちゃんとやり遂げるようにしてもらいたいと思います。

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