2011年10月7日金曜日

オーティス・レディング

オーティス・レディング「ライブ・イン・ヨーロッパ」

人生を変えた一枚なんて大袈裟ですが、このアルバムはその一つです。

「We all love each other, right? Let me hear you say YEAH !」。
日本語にしたのが、忌野清志郞の「愛し合ってるかい?」ですね。

Steve Jobsが亡くなりました。なぜかOtis Reddingの「ガッタ、ガッタ、ガッタ」という叫びが頭をよぎりました。Steve Jobsの創造性から生み出された製品の数々は若者社会の共通項目となりました。一方、Otis Reddingや忌野清志郞は音楽を共通項目として愛することを追究していたのかも知れません。私の頭によぎったことなので論理的な説明は無理ですが、両者には若者を結合して一つの「社会」をつくるという共通性があるのではないかと思いました。Steve Jobsが創り出した製品こそ若者のソーシャル・ネットワークだったのでしょう。

「Work-life balance」ということが言われています。仕事とプライベートの生活を調和させ誰もが働きやすい仕組みをつくることだと理解されています。しかし、私が知っている「Work-life balance」というのは少し違います。それは「配慮」ということです。

他人を愛するということは、他人も自由であり、それぞれの生活があるということを認識し尊重(respect)するということです。それは、Otis Reddingの「We all love each other, right? Let me hear you say YEAH !」であり、忌野清志郞の「愛し合ってるかい?」なのです(「Respect」は「Live in Europe」の中の一曲です)。

「配慮し合ってるかい?」、、、、ん!?

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