2011年9月24日土曜日

プロフェッショナルがいなくなる

今朝の武蔵野の空

昔の日本は、仕事の中に生き甲斐を見つけるとか、より難しい問題に取り組んだり、一層高いレベルに到達することを目標としていたようなところがありました。 でも、今の日本を見ていると、仕事に対する考え方が少し違うのかなと思ってしまいます。 仕事に生き甲斐を感じるのは、ラーメン屋さんの湯切りの姿くらい? ちょっと言い過ぎですか?

プロフェッショナルって、自分に満足することなく、常により高いレベルに達することを徹底的に追究する人たちです。仕事ができるようになると、より難しいレベルにチャレンジしたくなる。 一つ壁を乗り越えても、また次の壁がやってくる。 また乗り越えようと努力する、いや、努力じゃなくて、その過程に生き甲斐を感じて楽しむ。それがプロフェッショナルの道です。

「学問を積み重ねてこれを知っているという人も、知ることが大好きだという人には及ばない。しかし、知ることが好きだという人も、楽しんで学んでいる人には及ばない」(「子曰、知之者不如好之者。好之者不如楽之者」論語)。

プロフェッショナルは楽しみながらやっている人の中から生まれる。 楽しめる事を見つけることは重要です。 見つかるまで時間がかかるかもしれない。 でも、それは決して無駄な時間じゃない。


追)新卒一括採用なんて半年のバカ騒ぎで一生を決めるようなことは今直ぐにでもやめた方がいいですね。 本当のプロフェッショナルがいなくなっちゃいます。

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