先週、上海のマクドナルドでチョコレートサンデーを食べました。 グリコのジャイアントコーンもいいですが、実は、マクドナルドのサンデーも好きなんですよ。
アメリカのオハイオ州で食べるチョコレートサンデーと全く同じです。グローバリゼーションの成果でしょうか?(皮肉ですよ)。中国語でチョコレートサンデーは「朱古力新地」と言います。発音は「ちゅーぐーりー しんでぃー」、中国語に濁音はありませんので、「ぐ」と「で」は濁音と清音の中間の音で発音して下さい(なに、発音することなんてないって?)。写真のチョコレートサンデーは6元(80円)でした。オハイオだと1ドル(85円)。日本だと150円です。
ビッグマック指数(Big Mac Index)をご存じですか?ビッグマックの価格を比較して各国の経済力を測るための指数です。ビッグマックは世界中でほとんど同品質のものが販売され、原材料費や店舗の光熱費、店員の賃金など、さまざまな要因を元に単価が決定されるため、購買力の比較に使いやすかったのです。
チョコレートサンデーで指数を考えてみましょう。チョコレートサンデー指数です。
USのマクドナルドでチョコレートサンデーは$1です。日本では¥150。2010年8月23日の為替レートは1ドル85円ですから、日本のチョコレートサンデーはドルだと$1.75になります。したがって、1ドルは150円程度が適当ではないかとチョコレートサンデー指数は言っています。
要するに、円は実力以上に高く評価されているということですね。政府が無策で中央銀行も弱いと、その国の通貨は他国の思い通りに操られるようです。
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実力以上の円高と国債の高騰は、これが弾けた時、今よりもっと大変なことになるんでしょうね。
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