2010年5月24日月曜日

上海に来ています

上海に来ています。例によって中国政府の情報統制の網の目をくぐり抜けて、ブログ村にアクセスしています(内緒ですよ)。

ヒラリーさんが中国に来ていますね。日本には3時間程しかいなかったそうですが、中国での予定は週末を挟んで5日間です。今日から米中戦略経済対話が始まります。韓国哨戒艦沈没問題に関して、ヒラリーさんはどこまで中国政府に迫るんでしょうかね?興味津々です。胡錦濤・温家宝政権が中国の民衆にあまり支持されていないことをご存知でしょうかね?

米中戦略経済対話の直後に、温家宝首相が来日しますね。実は、中国では温家宝さんは胡錦濤さんより人気がないんですよ。人気取りのパフォーマンスが過ぎるために、大衆からは「アカデミー賞がとれる」と揶揄されています。日本政府はご存じかな?

以下は、去年11月のオバマさん来日時の演説を勝手に翻訳したものです(寺子屋の書写にならないかな、、、)。

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(前略)

中華の国とも出来る限り話はしてみるなれど難しきやもしれぬ。中華の国をば民真田の旦那化(民主化)せむなぞまふ無理じゃね、 諦めたでござる。中華の国は此の儘が状態にて大幕府になり申して参上するで候。メリケンが製品をば買りてもらわぬとゐけぬ、メリケンのみにてが消費者と云ふ時代は終わったよりのう。メリケン幕府債ぢゃって、ゐっぱゐ引き受けて貰りてゐる。此れまでは、自由と平等じゃ輩権(人権)ぢゃってでござる申してきたなれど、背に腹は代ゑられぬ。此処ん所業は、はっきりとは申せぬなれど分やりてで候のう。

日の本も独立幕府でござるな。そりゃ、敗戦後は占領時代があったでござるやもしれぬなれど、六十数年がたち経済大幕府にもなりき。軍団ぢゃってでござる持ちたけらば持りてよきんでござる。自立してもらったでござるほうが有り難ゐ。価値観をば共有するでござる武士が幕府だ故に、政権が代わったよりとて既に決まった事に対してひっくり返すごときこと云わぬにて所望致す。戦後六十数年が歴史やメリケンが現状も理解してくださらぬと難儀困る。

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3 件のコメント:

  1. 胡錦濤・温家宝が中国の民衆に指示されていないとは、少し驚きました。

    米民主党政権は対中政策が温和ですね。ビル クリントンもそうでした。彼は日本をパスして中国に行きましたが...
    日本はまだ米国債保有額は中国に負けていないし、アメリカは日本と話すこと(国防、円高、ユーロ問題、朝鮮半島...)が沢山あるのに、3時間の滞在は無視に近い。最も、日本政府は円高を問題視せず、ギリシャの比でない巨額の公的負債も問題として取り上げないので、会談をする相手にはなりえないとも言えます。

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  2. 中国政府も悩みをいっぱい抱えていますね。中国は人数が多いだけでなく、ウルトラ格差社会ですし、国民はおとなしく黙っていませんからね。胡錦濤さん、温家宝さんは、まずは今年の10月まで、つまり、万博が終わるまでは静かにしていたいのでしょう。ただし、日本に対しては強く出てくるでしょうね。日本の現政権とか国内事情はちゃんと研究しているでしょうから。

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  3. 国民選挙で選ばれるわけではないので、国内はある程度は力で抑えられるのでしょうね。
    対日政策は、その通りでしょうね。この時期に中国は既成事実をどんどん作っていますので、日本の外交は困難な場面に直面するでしょう。

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