2010年5月17日月曜日

子どもを政治家にしたいなら ~ TVドラマ 「水戸黄門」


TVドラマ「水戸黄門」の再放送を見るのが楽しみになりました。

私の好みは、1970年から始まった第二部、東野英治郎が主役を演じるシリーズです。助さん、格さんに加え、うっかり八兵衛(高橋元太郎)、志乃さん(山口いずみ)と風車の弥七(中谷一郎)のご一行様です。

このドラマは、日本再生のバイブルになり得るかもしれませんよ。地方の歴史や特産物が所々盛り込まれています。お隣の国のドラマを放送するくらいなら、何回でも「水戸黄門」を再放送して欲しいと切望します。事実が誇張されていてもいいんです。所詮、一国の歴史観とはそういうものです。お子さんを政治家にしたいお母さん、政治家を志すあなた、特に、タレント候補の皆様には、政治家入門講座として是非ともご覧になっていただきたい。善悪の基準は? 正義とは何か? 卑怯者とは? 恥とは? リーダーシップとは? ユーモアのセンスとは?、、、、様々なことが学べると思います。

TVドラマ「水戸黄門」は、江戸は天保の頃に人気を博した講談「水戸黄門(漫遊)記」がベースになり、現代のテレビ用にアレンジされたものです。そもそも、「講談師、見てきたような嘘をつく」わけですから、天保の頃から時代に合わせたフィクション、事実とはかけ離れているのでしょう。しかし、幕末から明治、そして大正・昭和と、それぞれの時代で黄門様は全国的に人気者だったのです。これだけ長期にわたり支持率は高いのですね。これは、今も昔も日本の庶民は勧善懲悪のストーリーが好きで、黄門様は日本人の理想のリーダーをイメージしているからだと思います。

「水戸黄門」の中には、袖の下を渡す悪徳町人や、「お主もワルよの~」と言って菓子折小判を受け取る悪代官が必ず出てきます。悪代官や愚行をおかす藩主は、権力の座についても長続きはしません。黄門様は、こういった連中を一時間の放送時間の枠の中で全てやっつけて、問題を解決してくれるのです。

黄門様のリーダーシップに学んで下さい。

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