2025年5月27日火曜日

相次ぐ米兵による事件


23日から26日にかけ米兵による事件相次ぐ 4人逮捕

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アメリカの10代の子供を持つ親たちは、子供が不良に走り麻薬や飲酒などの問題を起こすと、何段階かはありますが最終的には子供を軍隊に放り込みます。
   
昔のアメリカ人の仕事仲間に海軍の将校として7年間駆逐艦に乗っていた男がいます。彼から聞いた話ですが、「海外に派兵される若い兵士たちはアメリカの学校システムや社会に適合できなかったドロップアウトで、たとえ沖縄で問題を起こしても何ら驚くことじゃない」と言っていました。彼はUS Navy で湾岸戦争にも行った将校でしたが、アメリカの軍隊は US Marine Corps(アメリカ海兵隊)以外は弱くて使いものにならないとも言っていました。

アメリカの学校には、大まかに言って以下の種類があります。義務教育は K-12といわれ、日本の幼稚園年長から高校3年生までです。

1.普通の公立学校
2.トップレベルの公立学校
3.マグネットスクールと呼ばれる公立校
4.私立校(プレップスクール、ボーディングスクールなど)

「1」と「2」の学力の格差は非常に大きい。多くの親御さんは、家計の許す限り、または、多少無理をしてでも、「2」の学校区に住まいを求めます。まさに、「孟母三遷(もうぼさんせん)」ですね(孟子の母親は子供の教育のことを考えて三度転居したということです)。

アメリカの固定資産税(Property Tax)は行政サービス と スクール税から成り立っています(ニューヨーク州)。K-12の義務教育制度の資金を支えるものが、スクール税です。子供がいない家でもスクール税は課せられます。そして、家の価値は、学校区の善し悪し、つまり、公立学校のレベルで決まります。また、税収入の多い学区は、高給で質の高い先生を雇うこともできます。
 
上記以外に、ホームスクールがあります。ホームスクールは、学校に通学することなしに自宅で学習し正規の学校教育に代える教育です。これは、「教育の自由」ということですね。学校に行かせないオプションがあるということで、それが本当の「教育の自由」と言うことだと思います。
 
日本にあるアメリカンスクール(ASIJ)は、アメリカの義務教育に準拠した学校で、カリキュラムはニューヨーク州の公立校に近いものです。

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