2018年6月24日日曜日

テネシー州ナッシュビル紀行 4


ナッシュビルネクスト(nashvilleNext)は、ナッシュビルが2040年に向けどのように発展していくかを示した計画です。市役所が中心となり2万人ほどの市民が参加して3年前に立案されたそうです。.

建設ラッシュのヴァンダービルト大学周辺

日本は東京オリンピック特需なのでしょうか? 都心では新しい高層ビルの建設ラッシュです。我が家の近くでもマンションやアパートがあちらこちらで建設中です。街全体の統合的な計画のない過剰なビル建設は、将来の減価償却費として大きな負担となるだけのような気がします。

ナッシュビルの場合、音楽を軸に国内外の観光客や音楽産業を取り込もうとしています。ナッシュビルには、ジャズ、カントリー、ブルーグラス、ロック、ポップ、クラシック音楽を楽しめる 130 以上のライブハウスがあります。また、国際会議や企業のコンベンションの誘致も視野に入っています。盲目的な固定資産の増加だけでなく、売上や利益を考えたコンテンツも総合的に考えられているように感じました。強いリーダーシップがあるのかも知れません。

ナッシュビルがラスベガスを追い抜くのはそう遠くない将来のような気がします。恐らく2040年を待つことはないでしょう。

***

0 件のコメント:

コメントを投稿