2018年6月23日土曜日

テネシー州ナッシュビル紀行 3

Music City
ナッシュビルのアイデンティティは音楽

都市が自らの歴史や伝統を否定した場合、その街の連帯感ってどうなるのでしょう? 外から流入してくるコスモポリタンに飲み込まれ、世界の大都市が辿る運命のように標準化されていくのでしょうね。

ナッシュビルには長年に渡り cultivate されてきた音楽の文化(culture)があります。ナッシュビルをナッシュビルたらしめているものは音楽であり、音楽を軸として発展していくことは揺るぎない信念なのです。だから情熱が生まれる。

「舟を漕いで前に進むには、後ろに向かって、両岸を確認しながらでないと前に行けない」というのはユダヤの教えです。ナッシュビルにはデジタルで表現できないアナログ音楽の伝統を忘れてもらいたくないものです。

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