2017年4月3日月曜日

棘のあるサクラ

薬師寺の桜はまだまだ、、、(4月2日)

パッと咲いてパッと散るだけでなくて、みんな一緒に咲いてみんな一緒に散るところも日本人に似ていますね。

ただ、最近ではその本質も随分と変化してきているのが気になります。真紅でトゲのある桜ができたりして!?

新渡戸稲造 『武士道』 より

私たちの愛する桜花は、その美しい装いの陰に、トゲや毒を隠し持ってはいない。自然のなすがままいつでもその生命を捨てる覚悟がある」(which it is ever ready to depart life at the call of nature)。

その色はけっして派手さを誇らず、その淡い匂いは人を飽きさせない」(whose colors are never gorgeous, and whose light fragrance are volatile, ethereal as the breathing of life)。

***

0 件のコメント:

コメントを投稿