2017年4月11日火曜日

気遣いと気配り

9日(日曜)の井の頭公園

週末に ibg の花見で井の頭公園に行ってきました。人がいっぱいで相手を気遣う気配りなんて出来ないのか、何度も人にぶつかりました。 「それは、あんたが年寄りだからだろ!」 と言われれば、「その通り」と言うしかないか! 

以下は、花見の後の会食での会話です。


Aさん: 気配りって未来に対してだと思う。微分するみたいに。気遣いって今のことじゃない? 気配りって主に他者にたいしてする。気遣いって、自分のためのほうが多いんじゃないかなぁ、、。
Bさん: そうですね。相手との距離を置くための気遣いって、ありますよね。
Aさん: 相手に気遣いさせないように、こちらが気配りする。
Bさん: それが最大の気遣いとも言えるかもしれません。これまで私はそのように考えていました。
Aさん: 自分勝手な思い込みとか独善性が先行すると気配りなんてできない。自分で勝手に気遣いして他者のためにならない。周りをよく観察する、相手がしてほしいことをする、イニシアチブを発揮する、、、、これらがないと気配りはできない。
Bさん: そうですね。
Aさん: 気配りは行動しないといけない。自分で悩んで考えるけど、何もしなかったら気配りしていることにはならない。気遣いして気遣いして自分で悩んで悩んで他者に何も伝わらないことは多い。日本の多くのサラリーマンたちは、気配りなんてする必要がない状況で長年仕事をしてきている。胃が痛くなるほど気遣いはするかも知れないけど、、、。でも、気配りは少ない。組織が大きいから顧客第一主義じゃない。自分自身にも気を配るって自己認識力でもある。他者との接点が少ないから自分が分からない。
Bさん: 客観的に自分を観るということですからね。
Aさん: そうだね。相手に不安を感じさせないというのも気配りだと思う。特に上司やリーダーは部下やメンバーを不安に陥れない気配りをしないといけない。組織運営やプロジェクト管理のスキルでもある。それから、気配りしても相手からの見返りを期待してはいけない。相手が何も気づかなくても平気でないとね。
Bさん: おもてなし、ウラがない精神ですね。
Aさん: そうだね。もし、組織の誰かがハッピーでなくストレスを感じているとすれば、その人に自分自身に対してや他者に対する気配りが足りないからだよ。それは、別の言葉でいうと、視野、視点、視座に問題がある。プロの3要素でいえば、ピープル・マネジメントに問題がある(プロの3要素:専門性、自己管理能力、ピープル・マネジメント)。
Bさん: 周囲がプロばかりだと、余計に自分に対する気配りをしないといけませんね。どんどん周りが見えなくなってくるので、、、。
Aさん: 明るく振る舞うことだって気配りだよ。
Bさん: そうですね。会話のあと、相手が元気になるようにしないといけないですね。
Aさん: そうだね。内容は仕事だけとは限らない。
Bさん: 精根尽き果てさせる(エネルギーを奪う)のは、良くないです。
Aさん: 会話が暗くなることはよくない。
Bさん: 人が集まって来ないですし・・・。
Aさん: 自分から他者をシャットダウンすることになるからね。


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