2013年4月18日木曜日

忠誠の宣誓 (The Pledge of Allegiance)

今から20年程前、家族でワシントンDCへ遊びに行った時のことです。 ワシントン・モニュメントの前で、息子が突然立ち止まりました。 胸に手をあて、星条旗に向かい、何か言いはじめたのです。 「なんだ、なんだ、一体どうしたんだ?」。 それは、「The Pledge of Allegiance (忠誠の宣誓)」でした。   

I pledge allegiance to the flag of the United State of America and to the Republic for which it stands, one nation under God, indivisible with liberty and justice for all. 「私はアメリカ合衆国の国旗に忠誠を誓い、国に対し忠誠を誓う、神のもと一つの国であり、すべての人にとって自由と正義を与え、分かつことの出来ないものである」。

アメリカ人は、子供の時、神の名の下にアメリカという祖国に忠誠を誓います。 小学校の時から何かイベントがあるたびに、この「The Pledge of Allegiance (忠誠の宣誓)」を宣誓するのです。 子供たちは、自分の国アメリカが素晴らしい国であると思いはじめ、国歌「スター・スパングルド・バナー」を斉唱します。そして、アメリカは自由で豊かで美しいと、「America the Beautiful」 を歌います。 

日本人の場合、「忠誠」の対象は何でしょうか?        

日本という国家? 信じる宗教? 家族や友達? それとも、自分が働く会社ですか? 日本人は、「I pledge allegiance to 」の 「to」 の先(対象)が希薄ですね。 「国家、または、天皇陛下だ」と言いにくいのであれば、少なくとも、自分の決断や心(情緒)に対して忠誠を誓うべきではないでしょうか? 「to」 の先が、「わか~んなぁ~い」なんて言わないでくださいね。       

さて、愛犬チャーリーの「忠誠」の対象は? (@ 東名浜名湖SA)

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