2023年5月15日月曜日

生産性を正しく理解しているか?

 

五目チャーハン

塩ラーメン

鶏清湯(鶏チンタン)

香味油

高齢者の私の家庭への貢献度と言えば、失敗も多いのでマイナスかもしれません。家庭全体の生産性はもう多くは望めないので、私自身の労働生産性を高める必要があります。料理も失敗する確率も高いのですが、私の中では何かやろうとする決意と実行をモットーとしているので常に前向きです。

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日本の生産性の問題や日本人の給料がなかなか上がらない理由に関して様々な意見が飛び交っています。私は経済評論家ではないので、自分の経験からコメントしておこうと思います。

生産性と労働生産性

生産性

生産性とは1つのものをつくり上げるのに、投下した物や人的リソースを活用して、どれほどのものが産出されたかの割合を示すものです。

労働生産性

労働生産性とは労働者1人当たりが生産できる成果の効率性を示す数値です。

生産性はマクロ的視点で、人口構成の変化、デフレやインフレ、企業の内部留保や非正規労働者の増減の問題等々多くの要素が絡み合っています。一方、労働生産性は個々の労働者の視点から見た場合の事で、リスキリングなど最近になってフォーカスされ出しました。ところが、見落とされているのは日本式経営やキャリアマネジメントの問題です。

会社への貢献度が問われる

労働生産性は自分の年俸と会社の業績との関係です。会社全体の売上に対する自分の給料の割合(貢献度)だと言う事です。アメリカのビジネスパーソン(クラークレベルではない)は、年俸の2〜2.5倍分の売上を達成できていないとクビになる可能性が高い。アメリカのビジネス界では労使共にそう言った了解の下で働き、転職する場合に判断の材料にします。ところが、日本は雇用される側の会社や経営陣への依存度が極めて高い。経営や会社の業績は「上」が考えることで自分の給料は分けて考えるのです。

雇用する側も社員を報酬と比較しながら正当に評価する意識や能力に欠けます。日本の人事部は現場のビジネスから遠い斜め上から見る傾向にある(お目付け役のように、、、)。

日本流を貫くのであれば、それはそれで結構。しかし、スローガンはグローバル標準でも、やっていることや意識レベルが日本流ではベクトルがあわず上手く行かないのです。

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