2018年5月5日土曜日

総合的に判断できる力


国際情勢をみても、日本の政治をみても、経済界をみても、学問の世界も、至るところ縦割りのサイロの乱立です。異なる領域や部門を串刺しにして全体を見ることができていない。そして、どんなに知的な専門家でも、ひとたびマスメディアに登場すると、俗っぽくなる。無理矢理言わされているのか、マスメディアの世論形成に加担させられるようです。

このスライドは20年ほど前に作ったものです。「synthesizing function」という総合してコミュニケートする能力は、以前よりも更に必要になっているのですが、教育に関する議論の方向は逆のベクトルに加速がかかっているようです。

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