2018年1月21日日曜日

政府の言う「未来教室とEdTech研究会」は正しいか?


経産省が「『未来の教室』とEdTech研究会」を発足させ、1月19日に第1回会合を開いた模様をニュースでみました。学校教育だけでなく、就学前やリカレント教育も視野に入れた人材育成の課題を明らかにし、EdTechの活用や産業としての振興を加速させる狙いだそうです。EdTech(エドテック)とは、Education×Technolog(教育×テクノロジー)の造語だそうです。つい最近まではe-ラーニングとか言っていたような気がしますが、、、。

教育とテクノロジーを融合させ新しいイノベーションを起こすビジネス領域を指すそうです。イノベーション崇拝は今年も続きそうですね。

会合の中では具体的な人材像として、「自ら問いを立て、その解決に乗り出す課題設定・解決力と、イノベーションを起こすための創造性を持った『チェンジ・メイカー』」が示されたということです。チェンジ・メイカーじゃなくて、チェンジ・テイカー(組織の規則や制度に服従する)を量産しているのではないかと危惧します。

私が言っても説得力は疑問ですが、敢えて言うと、日本や中国の偏差値(受験)教育をやればやるほど、森を見るのではなく、一本一本の木を見ることになるのです。論理的思考をやればやるほど、一本、一本の木にのめり込むことになる。直観力、洞察力、大局観が働かなくなるのです。勿論、非論理思考でいいと言っているのではないですよ、念の為。

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