2017年12月3日日曜日

タイのマカダミアナッツ

マカダミアナッツ クッキー

タイ在住の仲間がタイ土産にマカダミアナッツを持ってきてくれました。ハワイでなく、タイのマカダミアナッツです。 ネットで調べると、タイ王室のメー・ファー・ルアン財団が、麻薬撲滅やタイ北部山岳地帯に暮らす人々の生活向上を目指し、1988年に立ち上げた「ドイトゥン開発プロジェクト」の一環だということがわかりました。

タイ王室にとって日本の皇室は特別な存在であり続けています。

昭和39年、当時皇太子だった今上陛下がタイをご訪問されました。当時のタイ国民は蛋白質不足に陥っていました。陛下は魚の養殖試験場を訪れになり、タイ国王ラーマ9世とも会談され、ティラピアを育ててみてはどうかとご提案されます。

タイから戻られた陛下は赤坂御用池で育てられたティラピアを50匹、翌年の春にタイへ寄贈されました。ラーマ9世は宮殿の池でそれらを飼育します。ティラピアはタイを代表する魚にまで浸透し、華僑により仁魚という漢字がつけられ、タイ語でもプラー・ニンと呼ばれて親しまれています。「仁魚」の「仁」は陛下の明仁の名からとったもので、「プラー・ニン」の「ニン」もやはり仁の字から来ています。プラーとはタイ語で魚のことです。

世界には27の王室が存在しています。現存する王室で最も長い歴史を持つのは日本皇室です。日本人はあまり意識しないようですが、世界では日本の皇室は大変尊敬されているのです。

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