2014年6月23日月曜日

永遠に愚かで幼稚なままか?

トリミング前のチャーリー

19世紀、欧米列強の東アジアへの進出は、自国の強大な軍事力とアジアに対する優越感がもたらしたことは間違いないと思います。 イギリスの過度な傲慢さもあったのでしょう。 国内の支配力が弱体化していた清国は、アヘン戦争でイギリスの餌食となりました。 現在の中国国家主席である習近平さんが「中国の夢」を声高に叫ぶのは、今でも悔しいからでしょうね。

日本は、鎖国により200年以上の遅れをとっていたにも関わらず、清国ほど完膚なきまで打ちのめされませんでした。 アヘン戦争の情報を知っていたこともあるかも知れません。 しかし、それよりも、「武士道」という武士の矜持まで失っていなかった、否、武士の矜持たるものが、商人や農民にも一定の影響力を及ぼしていたことが大きな原因だろうと思います。

これらのことを上手に思い出さないと、日本はこのまま愚かで幼稚なままでしょう。

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