2013年5月23日木曜日

絶対にグローバル化されない日本の文化

高齢化地域の公園 ~ 正午過ぎなのに人っ子一人いません

生まれた時は初宮詣(お宮詣)で神社に参拝、結婚式は教会でキリスト教の形式だけを真似る(中味がキリスト教の人もいるでしょうが)。 死んだら八割以上がお寺で仏式葬儀。日本というフレキシブルな国柄をよく表しています。

火葬というのも世界では少数派です。 その中でも火葬の後、お箸で骨を骨壺に入れるのは稀でしょう。 私は、この風習が嫌いだったのですが、祖先から子孫へのバトンタッチという意味では分かり易く、意外と良いことではないか思うようになりました。 また、人間死んだら灰になって土に帰るのだと思うと、私みたいな老百姓でも毎日を大事に生きようなんて思ったりします。 

ちなみに、火葬率は日本では99%、アメリカでは20~30%です。 アメリカの火葬は、灰になるまで火葬にします。つまり、骨を拾う習慣なんてないのです。 アメリカ的ですね。刹那的ですね(こう考える私は日本的ですねぇ、、、)。

埋葬法に関する違いを知っておくことは、実は、グローバルに活躍しようとする日本人にとって大事なこと、まさに第一歩かも知れません。 テクノロジーが進化して、国境のない世界が多くの難題をグローバルに解決するには、まだまだ時間がかかるということです。 永遠に不可能かも知れません。 だから、それまでうまくバランスをとる智慧や能力が国として必要なのでしょう。

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