2013年1月11日金曜日

国際競争力って半分は語学力か?

地下鉄の広告
違うでしょうね。

とっかかりの10~20%は語学力でしょう。 でも、語学力だけじゃサバイブは難しいと思います。 もし、10~20%の語学力がない場合、スタートポイントにさえ立てないのは事実です。

グローバル時代に必要不可欠なのは、語学力じゃなくてへこたれない強靭な精神力です。 要するに、語学力さえあればグローバル人材だというのは幻想です。

「甘やかす」って英語で「coddle(カドル)」って言います。 オバマさんは「大企業や国民を coddle している」って責められています。 大企業や国民をcoddleしてるって、本当はどこの国でしょう? 語学教育だって。 

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3 件のコメント:

  1. 私も10%-20%だと思います。もし、この写真の広告が言っている外国語が英語であると仮定して、英語が母国語の人と競争することを想定すると、語学で半分の力を使うので本来のの競争部分では残りの半分で戦わなければならないので、勝てないでしょうね。

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  2. 日本は英語など外国語を知らなくてもハッピーに暮らせますから、実は語学教育も真剣に変えようとしていないのでしょう。 もしかしたら、語学教育という「趣味の世界」かもしれない。

    また、外国で暮らし働くことがどのくらい大変で、どういったレベルの語学力が要求されるのか経験のない人が教える立場にいらっしゃるので、教わる側は気の毒ですね。

    社会保障は端的な例です。日本の社会保障は不十分だと声高に叫ぶ人がいます。 でも、アメリカで暮らしてみると(駐在員でなく)、高額すぎて健康保険なんて簡単に加入できないことがわかります(加入していても保険会社との払う払わないのやり取りにはうんざりさせられます)。スウェーデンのような北欧がいいという。でも50%以上の税の負担のことはあまり言わない。

    こういったことは、ビジネスの世界でも同じだと思います。海外での仕事や会社経営なんて面倒なことばかりです。要するに、日本は「coddle」されているのだと思います。

    ちょっと辛辣でした、失礼しました。

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  3. 全く同感です。アメリカの社会保障制度と比べると、日本のそれはコストが低く享受する側に優しい制度ですね。日本はとても住みやすい国ですから、外にあえて出たくないとい人が多くて当然と思います。
    このあいだ、日系企業の人と話をして驚いたことがあるんですが、その日本企業では一律に昇進にToicのスコアが条件になっているんだそうです。その部門が英語を使う機会がなくてもですよ。日本は”資格”が好きですね。

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