2012年2月15日水曜日

専門家とコンサルタントの違い

学生さんたちは就職活動に大変だと思います。 就職試験なんて、学生さん個々の人格を問うている訳じゃないので、面接で落とされようが気にする必要はないのです。 一流と言われる会社でも来年はどうなっているか分かりませんよ。

ibg上海オフィスでも来週から中国人の大学生3名がインターン生として入ってきます。 1年間インターンとして働き(有給)、1年後、そのまま入社する人もいれば他社に行く学生もいます。

上の図は、ibgの面接で最初に説明するスライドです。 ほとんどの応募者はコンサルタントやコンサルティングビジネスを理解していないのが普通なので、専門家とコンサルタントの違いを説明するのです(内緒ですが、実は日本のコンサルティング業界の人たちも知らない人が多いのですよ、、、)。

ちなみに、英語で「body shop」という言葉があります。 これは、アメリカで見かける自動車の板金工場を指しています。表面上のへこみやキズを修理する店です。 故障を直すのでなく、外見だけを修復する修理工場で、品のないコンサルタントが競争相手のコンサルタントを見下すのに使います。

***

2 件のコメント:

  1. とても的を得たスライドだと思いました。コンサルタントの役割を果していないコンサルタントが少なくないことがわかります。

    返信削除
  2. 日本では、ITやコンサル業界側の人が理解していない場合が多いので、クライアント側もコンサルタントの使い方に問題がある場合が多いですね。

    コンサルタントを育成するにはどういったことが必要かが分からないのだろうと思います。グローバル人材が必要で育成しなくてはいけないといっても、グローバル人材って何なのか、よくわからないで邁進するのと似ています。

    ***

    返信削除