2022年9月19日月曜日

世界で通用する人は、紙と鉛筆で仕事する


ibg のポストコロナの羅針盤『迷子になる地図』は、物事の本質を捉え直すための「6つの視点」を用い、物事を眺め、検討し、見えた事・考えた事をまとめていくためのノートブックです。

文科省のHPには国語教育に関して多くの記述がありますが、隔靴掻痒の感があります。ビジネス界で見受けられるのは、小学生の作文のままで大人の文章(論文)にならない人が多いという事です。英語とか論理的思考以前の問題なのです。

『迷子になる地図』は視座・視点・視野を高めるための日常の訓練であり、小学生の作文を社会的・客観的・抽象的(abstract:因数分解で共通項をカッコの前に出す作業)にするための概念の埋め込みです。

要するに、口に出す前、文章を書く前、議論をする前に、自分の頭のなかに多くの概念の理解が必要だということです。それが故に、自分の世界観や POV(Point of View)を他者に提示することが可能となります。これは異文化コミュニケーションの大前提となるものです。グローバル人材の育成なんて盛んにメディアに取り上げられていますが、紙と鉛筆でどれくらいの仕事ができるかが重要なのです。

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