2014年5月31日土曜日

意欲のある人を何とかする

ただ単に個性や多様性を求めても結果はでない

人は考え方(精神的な物)を変えることは難しい。「臨機応変な対応」は日本人が最も苦手とすることの一つだと思います。

子供の頃から染みついた思考の方向は容易に変えられません。 そして、自分の意見とは全く違う思考に接すると拒絶反応を起こします(バカの壁)。 日本の教育システムや社会が、知識やスキルを重視するのは、思考のぶつかり合いなんて面倒だし不安だからかも知れません。 会社組織を考えた場合、標準化して人を代替可能なコモディティ(モノ)と位置付けると、管理職は仕事が楽になります。

日本人の組織は以下のような傾向が強い。
  1. 優秀だと言われる人が上司ばかりを見て部下の人物理解力と評価能力に欠けること。
  2. 優秀だと言われる人が自己認識に欠け、コミュニケーションを通じて相手を共感させることが下手だということ。
どういった組織でも志を持って意欲のある人を何とかすることが急務です。 優秀だと言われている上司が、コンフリクトを避けることがトップの役割だと考えていたらどうしましょう?

***

0 件のコメント:

コメントを投稿