2012年12月20日木曜日

前頭前野を機能させる

勝海舟@墨田区役所

用事があって墨田区役所に行ってきました。 勝海舟は本所の生まれという事で、墨田区役所に銅像が立っています。

人間の思考中枢は前頭前野にあるそうです。 未来への展望や、意志の発現にもっとも深くかかわっているのです。 この領域が損傷されると、行動は以前に獲得されたものの繰り返しになり、新しい行動は生み出されなくなるといいます。 もちろん、外部環境の変化に応じてフレキシブルに対応することはできなくなります。 日本人の前頭前野は江戸時代と比較しても、かなり衰退しているのではないでしょうか?

「行蔵(こうぞう=出処進退)は我に存す、毀誉(きよ=そしるもほめるも)は他人の主張」。 元幕臣ながら新政府に仕えたことの批判に対する勝海舟の回答です。 自分の行動は自分で決め、それについて人が何と言おうと自分は関知しないということです。 現実と未来を見据えていた勝海舟は前頭前野が発達していたのでしょう。

私は、幕末維新の志士達の中では勝海舟のファンなのですが、これまで勝海舟のことを書いたことがなかったですね。 私としたことが一体どうしたのでしょう。 前頭前野が機能していない。。。。

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