2023年12月23日土曜日

倫理観の欠如

 
コペンに乗り換えたのは、世界中こんな車はないからです!
黄色のコペンは梶井基次郎の『檸檬』のイメージです。

日本の最後の砦はアニメ、、じゃなくて自動車産業です。その中でも日本らしいユニークな技術が軽自動車。欧米の自動車メーカーや部品メーカーは日本の牙城を崩したくてしょうがない。日本のメディアの軽薄な大騒ぎ報道は政治の裏金(未記載?)報道と共通のものがあります。

今回のダイハツ不正の詳細はよく分かりません。しかし、ヘッドレストの助手席の試験結果を運転席のものにしたとか、試験時のタイヤ空気圧が正確性を欠いたとか、エアバッグ試験が自動作動じゃなくタイマーだったとか、コペンユーザーの私にとって大した問題じゃないのです(企業の倫理観念という問題はあるが)。そもそも軽自動車でエアバッグが作動するような事故だと死ぬ可能性が高い。軽ですから。

それにしても、日本のメディアはひどすぎる。専門家としてコメントする大学教授も局の解説員もアナウンサーも恥ずかしくないのでしょうか? もう少し全体的なリテラシー(人間としての心得)を上げたほうがいい。どれもこれも視聴率という数字やお金のためですかね、、、。

大正時代(1912~1925年)、漁夫の利であった第一次世界大戦の好景気、それに続く戦後の大不況、関東大震災(1923年) 等々、そして軍国主義に陥り破滅に向かった。煽ったのは当時新興勢力であった新聞やラジオのメディアでした。今も同じだと思いませんか? メディアがお金で動くのは、ある程度は仕方がないとしても、いくばくかのジャーナリズム精神が残っていないと多くの国民は騙される。倫理観念がないのはダイハツだけじゃなくてメディアも同じじゃないか!

***

0 件のコメント:

コメントを投稿