2018年2月9日金曜日

匿名で上から目線の本ブログ!

2月8日午前5時半、南南東の空 ~ 下弦の月と木犀の接近です

「自分をモノ化」し「弱者が弱者をたたく」…なぜ人々はヤフコメだと上から目線なのか?という記事がニュース雑誌に掲載されていました。

「視点の自由化」は、都合の悪い他者を排除するというより、「自分が自分を排除する」、そうした心理的傾向の表れでもあるだろう。視点の自由化は、もともと自分が何をどう捉えているか、といった問いを発する前に他者の意見を採り入れてしまう。故に問題は、目の前の自分に向き合うことを放棄すること、あるいはそうでもしなければ生きていくことが困難な状況にあるのではないか (SankeiBiz サンケイビズ)。

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雑誌に記事を寄稿すると、無茶苦茶で無責任なコメントが匿名できます(弱者が弱者をたたく?)。若い頃は気になりましたが、今は平気の平左です。齢を重ねるという「時間」が解決したという事でしょう。

自由というのは、自分が置かれた状況とどう向き合い、それを引き受けるかです。高校の授業をサボってジャズ喫茶で音楽を聴くのも、喫茶店で本を読むのも自由です。でも、授業をサボってみると分かるのですが、楽しいよりも不安の要素のほうが大きい。自分で結果に対して責任をとる覚悟がないといけないからです。

自分の道は、悩みながら試行錯誤を繰り返し自分で選ぶ。

今の日本は確信犯的なところがあって、自由とは苦しいものだと十分に承知しているから自ら自由を放棄したり、そもそも自由を考える事をしないようにしているのではないだろうか思ってしまうのです。

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