2017年1月24日火曜日

寛容さ

湯島 ~ 本郷から上野へと議論しながら散歩しました

先輩であり友人でもあるYさんが亡くなりました。

同じ会社にいた1984年頃からなので、Yさんとの付き合いはもう30年以上になります。 1990年頃、ドイツに駐在していたYさん一家がニューヨークの私の家に遊びに来てくれたこともあります。

私は年下のくせにYさんに対して常にダメ出しばかりしていたようです。
ところが、Yさんは、意見の異なる私の言い分をいつも寛容に受け入れてくれました。

電話でさえ、ちょっとしたことで私はつっかかっていた。 それが、一気に会話を息苦しいものにし、電話を切ったあとはいつも自己嫌悪に陥っていたのです。

なぜYさんの話にもっと耳を傾けることが出来なかったのか。 Yさんとの長年の付き合いは、自分の不寛容さという欠点を教えてくれるものだったのです。

ご冥福をお祈り申し上げます。

***

0 件のコメント:

コメントを投稿