2015年6月24日水曜日

いつまでも従業員感覚の日本


会社には様々な役割があります。 個人の役割はどう進化するのか? 国会やメディアでの国家意識の低い憲法や集団的自衛権の議論と同じで、ビジネスや仕事に関しても、大前提となる「資本主義とは何ぞや?」を見失った議論に終始しているのが気にかかります。 

欧米、特にアメリカでは、オーナーとして起業し、出来る限り短期間で会社を商品として売ることが一つの成功の目安となります。 通常、起業は複数の仲間と一緒に行うのですが、彼らの関係は任侠に近い横の関係です。 一方、経営者(officer:役員)は株主との主従関係、つまり、縦の関係です。

日本は経営者を含めて従業員感覚が大多数を占めています。 従業員のまま現役を終えるのも一つのオプションですが、若い学生さんたちにはオプションの幅を広くもって自分にはどの役割が向いているのか考えてもらいたいと思います(実は定年退職を迎えるお父さんたちにも)。

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