2015年1月28日水曜日

オーナーシップの欠如

スマートキー
(キーを出さずに身につけているだけでドアの開け閉めやエンジン始動もできる)

テロでも戦争でも避けたいと考えるなら、しっかりとオーナーシップを持たないとダメだと思います。 事件が起こった時だけ空想平和的な議論を重ねても、恐らく井戸端会議の域を出ないのです。 TVに出てくる知識人や専門家と言われる人たちには、オーナーシップをもって責任をとる覚悟で発言している人が少ない。

日本企業の会社経営もよく似たところがあります。 オーナーシップの所在が不明確だということです。 「会社は株主だけのものじゃない!」と声高に叫ぶのですが、結局は責任の所在が不明確で、誰も責任をとらない、タイムリーに意思決定ができないということが少なくないのです。 

これって、戦後民主主義教育の賜物だと言わざるを得ないのでしょう。 言い換えると、アメリカの占領政策の薬が効きすぎた。 いつまでも覚醒しないまま夢の中をト~ロト~ロと70年が経ってしまった。 この70年のアメリカのグローバル展開を検証すると、ベトナム戦争を筆頭に、どこも成功していない。アメリカの薬は日本人にだけ薬効があるのでしょうか?!

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