2020年12月16日水曜日

葱の収穫

土寄せが足りないと白い部分が短くなる

最初のネギの収穫(白い部分が少し短い)



美しいネギ!



とろけるようなネギでした

牛肉のしゃぶしゃぶ









夏目漱石と正岡子規。病床にいた子規はロンドン留学の漱石を羨んだでしょう。でも漱石はロンドンでノイローゼになっていた。漱石が帰国する数か月前に子規は亡くなります。漱石のノイローゼは『吾輩は猫である』執筆まで続く。

牛を割き葱を煮 あつきもてなしをよろこび居ると妻の君に言ヘ   
正岡子規(明治32年)

正岡の食意地の張った話というのは、もうこれ位ほか思い出せぬ。あの駒込追分奥井の邸内に居った時分は、一軒別棟の家を借りていたので、下宿から飯を取寄せて食っていた。あの時分は『月の都』という小説を書いていて、大に得意で見せる。其時分は冬だった。大将雪隠へ這入るのに火鉢を持って這入る。雪隠へ火鉢を持って行ったとて当る事が出来ないじゃないかというと、いや当り前にするときん隠しが邪魔になっていかぬから、後ろ向きになって前に火鉢を置いて当るのじゃという。それで其火鉢で牛肉をじゃあじゃあ煮て食うのだからたまらない(夏目漱石『正岡子規』明治41年)。

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