2016年3月27日日曜日

自発性のない循環的変化

今朝の武蔵野簡易裁判所の桜

ちょっとややこしいタイトルですね、、、。

今年も桜が咲き始めました。 ご存じの通り四季は循環的変化です。

在原業平(ありわらのなりひら)の頃の日本人は、四季のような循環的変化不可逆的変化である人生を十分に承知して、後悔することなく日々を生きていたのかも知れません。 
 
今の日本人はどうでしょうか? 毎日を忙しくするルールや道具を求め、更にルールの詳細化に邁進しているような気がします。 それは、信念や志のない自分をごまかしているだけのようでもあります。 国も会社も家庭もVISION(理想のイメージ)なんてない。 だから戦略がない、つまり、やるべき事とやってはいけない事の区別がつけられない。 実行計画は目的を見失い手段に固執する。 結果、循環的変化の中で、アメとムチで縛り付けるしかなくなっているようです(自発性のない循環的変化)。 

VISIONなんて実現可能でなくてもいいのです。 北極星のように輝いているものです。 本当にやりたい事があれば、試行錯誤を繰り返し、錯誤の幅が広がったり狭まったりすることを楽しめばいい。 それが生きるということじゃありませんか。

春はいいですよ。 一歩前に踏み出すにはちょうどいい。

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