2016年2月2日火曜日

親の生きかた

チャーリーの教養は飼い主である私の生き方で決まる?

オンラインでビジネス雑誌を見ていたら、学歴はもう古い、「塾歴社会」化する日本という記事が出ていました。日本では中学高校の有名進学校ではなく、塾が受験エリートを育てているという内容でした。

私は以前から日本の受験戦争はそれなりに良い点があるのだろうと思っていました。 それは、教養は身につかなくても一定の教育レベルを保つことで日本の文化度維持に貢献していると考えていたからです。 この記事では深いところまでは分かりませんが、お隣の中国の受験戦争を思い出しました。 中国では高校三年間の勉強は中学で終え、高校の三年間は全て受験テクニックの勉強にあてます。 勿論、体育や音楽、その他の情操教育なんてありません。 それだけが原因ではないと思いますが、昔のように教養のある文化度の高い中国人が少なくなりました。

塾はビジネスだから、大概は教養のある立派な人を作ろうなんて思っていないのです。 教育の基礎に教養を積み上げる推進力となるのは、やはり、親御さんの生きかたなのです。

この記事に限ったことではないが、日本の知識人やメディアは様々なことをスキャンダラスに報道しすぎる。 冷静に読み流す人もいるでしょうが、世の中には軽信する人が非常に多いことを考えてもらいたいと思うのです。

***

0 件のコメント:

コメントを投稿