今の上海は非常に刹那的です。
いっぽう日本は「貧すれば鈍する」でしょうか?
2月の ibg の月例ミーティング
中国の問題点は、物理的に見えるモノを獲得することに皆が右往左往していることです(それが唯物論だなんて冗談は言ってられません)。 心の眼を忘れてしまった、つまり、氷山の海面上の部分だけを見てあたふたとしている。 今の中国では昔と違って余りにも色んなものが見える。見え過ぎているからなのでしょう。
私はバブル期に日本にいなかったので正しいかどうかは分かりませんが、バブル期の日本に似ているのかもしれません。 アメリカは弱くなった、でも一部の人たちから脚下を見ることを始めているような気がします。 日本はどうか? マスメディアのフィルターを無視し、自分の心の眼で見るようになれば覚醒するでしょう。あと一息かも知れません。 しかし、中国はまだまだ目に見える対象だけを見て追いかけている状態だと思います。
過去のブログ(『私の人生観』について)
http://ibg-kodomo.blogspot.com/2011/05/blog-post_03.html
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『Take It Easy』はグレン・フライの12弦ギターで始まりますが、私の12弦ギターは眠ったまま。。。。
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最近、宗教の世界をさまよっていたので、今日は少し現実的な話をします。 上の折れ線グラフはGoogleのPublic Data ツール(無料)で作成したものです(http://google.com/publicdata)。
このグラフから、日本経済はどうしようもないと見るか、まだまだ大丈夫だと見るかは意見が分かれるところだと思います。 しかし、確実に言えることは日本の中央銀行、つまり、日本銀行にデフレを脱却する意欲なんてないのだろうということです。 日銀に金融政策をとらせない政府の問題なのか、それとも、どこかの国に脅されて政府がアクションをとれないでいるのか分かりません。 経済においても主権が大事ですから、、、。
円高・長期デフレを世界経済の安定性の問題だとか、世界中の投資家のリスクに対する姿勢(投資家としてどの通貨に投資するか)が原因だなんてふざけた説明は話になりませんね。 どの国の政治家も、緩やかなインフレにして失業率を抑えるというのが自分たちの役目であると分かっています。
大学の入学が春か秋かというよりも、最優先でアクションをとってもらいたい問題です。
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