イーグルスのグレン・フライは、この『Take It Easy』のメッセージは「Don’t get too big too fast」だとコメントしたことがあります。 「too」は「過ぎる」と言う事で、何ごとも「過ぎる」のはよくない。 1994年の有名なイーグルス再結成ライブ『Hell Freezes Over』で、グレン・フライが「here’s how it all started」と『Take It Easy』を紹介し、曲が始まりました。
『Take It Easy』の歌詞の「We may lose and we may win, though we will never be here again」って、「万物流転」だし、「無常という事」でもあり、芭蕉の「不易流行」でもあります。 特に「We will never be here again」のところは、人生って戻ってこないのよ、つまり、不可逆性、人は老いて必ず死ぬのよと言っているように聞こえたのです。 だから私は老後なんて考えられない。 Like a rolling stone なのです!
イーグルスは彼等を一躍有名にした『Take It Easy』には特に思い入れがあるのでしょう。 だから、グレン・フライが「here’s how it all started」と曲を紹介したのでしょうね。
最後に独り言の締め括りとして自慢話です。
1998年、フロリダ州オーランドでグレン・フライとジョー・ウォルシュと言葉を交わす機会がありました。 イーグルスのコンサートがホテルであり、コンサートのリハーサルに来たグレンとジョーに偶然出くわしたのです。私は会場となるホールの前のテーブルで仕事の打ち合わせをしていました。 そこにグレンとジョーがリハーサルに現れたのです。丁度私が座っていたテーブルの脇を抜けていきました。
「Hi guys, how you doing?」と白のストラトキャスターを片手に持ったジョー・ウォルシュが私に声を掛けてくれました。 一緒にいたグレンはアイコンタクトをしてくれたのです。 驚きましたね。
イーグルスに関する独り言はこれでオシマイです。
『Take It Easy』はグレン・フライの12弦ギターで始まりますが、私の12弦ギターは眠ったまま。。。。
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