実家にあった達磨坐像
この置物は福岡にいたころのものですから、今から半世紀近く昔のものです。
福岡には「旦過(たんが)だるま堂」という達磨大師をまつっているお寺があります。
面壁九年(めんぺきくねん)
達磨大師は、禅宗の開祖とされている人物です。ダルマというのは、インドのサンスクリット語で「法」を表す言葉だそうです。
中国南北朝時代、達磨大師が少林寺に籠こもり、九年もの間、壁に向かって座禅を組み続け、ついに悟りを開いたという故事から「面壁九年」というそうです。
達磨大師は開祖ですから、ただの人ではないのでしょう。 そういった聖人が9年間考えて、やっと悟りを開いたそうです。 私のような老百姓は、一生かかっても悟りの境地に達しないから、死ぬまで悩むのでしょうね。
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