自分の経験を話すならば、30代の後半から50過ぎまでは「自分の人生は自分で責任を取ってきた。かなり自由でいい人生を歩んできた」と思い上がっていましたね。ところが還暦を過ぎ高齢者になって人生も先が見えてくると、少々モノの見え方も変わってくる。昔読んだ本にしても人物に関しても。
2023年3月20日月曜日
生きることと自由
自分の経験を話すならば、30代の後半から50過ぎまでは「自分の人生は自分で責任を取ってきた。かなり自由でいい人生を歩んできた」と思い上がっていましたね。ところが還暦を過ぎ高齢者になって人生も先が見えてくると、少々モノの見え方も変わってくる。昔読んだ本にしても人物に関しても。
2023年2月22日水曜日
上海の友人との再会
薬師寺境内で自転車の練習(昭和34年頃?)
40年来の上海の友人Q君と3年振りに会いました。
最初に会ったのは1981年の上海でした。42年が経って、私も変わっているしQ君も大分変わっています。私は20年ほどアメリカにいたし、Q君は日本の商社から日本の自動車会社に転職し20年近く日本の地方都市にいました。今回は定年退職後の嘱託期間も終え本社に挨拶に来たそうです。
40年でアメリカ、中国を始めとして世界情勢は大きく変わりました。日本は失われた30年の低迷は未だに継続中です(私は30年ではなく150年以上の迷走だと思うのですが、、、)。
私もQ君も自分の国を離れて他国で暮らした期間が長い。ウクライナの事、習近平の事、アメリカの今後、台湾の事、日本の現状 等々、多くのことを話しました。あっという間に3時間が過ぎたのです。お互いに変だと思う事、意見が合わない事も多々ありました。でも2人とも相手の意見を排除する不寛容さよりも寛容さが勝つ年の取り方をしていたので安心しました。
2010年のブログですが、内容は1996年のQ君との会話です。
2023年2月17日金曜日
抽象論はもういいのか?
岸田政権のスピード感の無さに不満をぶちまける企業経営者の発言やメディアでの批判を見かけます。「なにもかもがのろい。同じことをやったとしても、迅速に動けば効果は大きくなるんです。例えば円安など為替問題でも、アナウンスはタイムリーにやらないと意味がない」。彼らの批判は「政策は具体的でなければいけない。抽象論はもういいよ、、、、」といった具合です。
「抽象的」という言葉は注意を要します。「abstract」と「vague」の2つの意味があるからです。「abstract(抽象的)」とは、いくつかの物事から共通する性質を引き出すことを指しますが、曖昧は「vague」です。抽象度を上げるというのは全体を見る、又は、概念化するという意味なのですが、多くの社会人は「曖昧」の意味で「抽象的」という言葉を使っています。
2023年2月16日木曜日
人生の物差し
小学校一年生(昭和30年代)になって手にした30cmの物差し
自分の人生の物差し、つまり、価値判断の基準は大よそ10代に形成されます。歳と共に視野が拡がって幾分の修正はなされるでしょう。しかし、自分の美意識、簡単に言うと、自分が好きか嫌いかは10代の半ば頃までには基本ができていくものだと思われます。コミュニケーションの本質は「美意識と美意識の格闘」です。 自分の美意識が明確でないのに、他の美意識と格闘し新たな価値を創造するなんて出来ないですよね?日本の diversity(多様性) や LGBT の議論を耳にして感ずる違和感です。自分が生きて行く上での物差しは他者とは違うということです。
マックス・ウェーバー
マックス・ウェーバーは、「国家とは、或る特定の地域の内部で正当な物理的強制力の独占を要求する人間共同体である」と言いました。これは極端な考え方ではなくて、国際社会で常識として通用することです。ウェーバーの言う「正当な物理的強制力」とは、国防と警察のことです。「人間共同体」とは、自分の住む或る特定の地域を愛する人たち、我々の場合は日本人ですね。つまり、郷土愛です(文化と言ってもいい)。郷土愛の集合体、これが愛国心になるわけです。防衛、国内治安としての警察権力、そして国法(憲法)がそろって国家になるというのがウェーバーが言った事なのです。ウェーバーの言葉を念頭に今の日本を考えてみて下さい。
だとすると、、、
日本の課題を突き詰めて考えると「日本人の国家意識の欠如」という大きな壁にぶちあたってしまいます。イノベーション的なことではなく、時間はかかるが一人一人が自分の価値判断の基準(物差し)や時間に関するセンスを身につけることから始めるしかないでしょう。
夏目漱石の『三四郎』の広田先生の名言「日本は滅びる」はいよいよ現実になってきました。
三四郎は広田先生に「日本には富士山がある!」と言ったのですが、広田先生は「富士山は日本一の名物だ。あれよりほかに自慢するものは何もない。ところがその富士山は天然自然に昔からあったものなんだからしかたがない。我々がこしらえたものじゃない」と言った。
***
2023年2月11日土曜日
食べる楽しみは生きる楽しみ
2023年2月10日金曜日
日記をつけて自分と対話する
地方や限界集落への移住の失敗例が枚挙にいとまがないそうです。
共通の信念やビジョンがないことや、手段と目的が逆転してることが根本的な原因ではないでしょうか? 島国で単一民族の日本人にとって、共同主観の形成は日本人が最も苦手とするところです。実は「情報化(デジタルやDX)」の問題も「個と公共」の問題もLGBTと含む「異文化コミュニケーション」の問題も多くは同じ原因だと思われます。
東京23区の人口 1年で「転入超過」に戻る 一極集中再び活発か
2023年1月30日 16時58分 NHK news
ここ数年ふたたび東京への人の流入が増加しているそうです。


