世界中おかしな出来事ばかりですね。
なかでも日本の最近の事件はすさまじい。広域強盗事件なんて、端的に日本社会の劣化を表しています。小学生レベルの価値判断ができない。それをスマホなどテクノロジーが助長する。20歳で強盗殺人未遂で捕まると恐らく無期懲役でしょう。半世紀を塀の中で暮らすことになる。殺していたら死刑判決の可能性もある。いくらのお金を手にするためにやっているのか、、、。
平安末期の乱世から鎌倉時代に『平家物語』とか『方丈記』や『徒然草』が存在したということは、当時の日本人は価値判断の基準や時間に関するセンスは持っていたのだろうと思います。60~70年代前半は、国家として自立・独立していない日本を憂いた若者は学生運動やロック(頭脳警察や村八分)に救いを求めた。
今は恐らく「何をどうしたらいいかわからない」「何も考えたくない」のでしょう。オルテガの『大衆の反逆』は1920年代の世界に警鐘を鳴らした。1927年に自殺した芥川龍之介は芥川なりの日本社会への警告だったのではないでしょうか? 当時の日本は理解できずに大衆の勢いに押され昭和の戦争に突入し滅亡寸前まで行きましたが、、、。だとすると、いまの状況を脱却するドライバー(原動力)って何でしょうね?
「三鷹の隠居」は「三鷹の老害」に名を変えたほうがいいかも知れません。いたずらに歳をとっただけの老いぼれの思い上がりは増長されるばかり。まだまだ修行がたりませんね。
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