2015年3月14日土曜日

雪の会津で ibg を語る

今朝(3月13日)の会津若松駅

雪の会津で ibg の歴史を語ってきました。

現在は過去の集積です。 それは、
ibg に関わる一人一人の全ての過去の集積で、それらを全部集めたものが ibg の経験となります。

我々は知識を伝える学者ではなく、我々の経験しか話せません。 ibg の一人一人の人生経験の中に、他の ibg のメンバーが存在し続ける。 そういった仲間の集まりなのです。

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2015年3月2日月曜日

就活に思ふ

企業も学生も完全に自由にすればいいと思いますが、、、。

就活中の学生さんには厳しい言い方かも知れませんが、果たして自由な就職活動を本当に欲しているのか甚だ疑問なのです。 自分の心を見つめることをしないで、ただ単に、就活騒ぎに便乗しているだけなのではないか?(企業も就活ビジネスを運営する会社もメディアも評論家も)。

本当に自分が何を欲しているかなんて、「アラ還」の私でも分からない。恐らく一生かけて自分を理解していく、大げさに言うと、それが人生では?


就活、3か月繰り下げ解禁…説明会入場制限も
2015年03月01日 23時36分 読売新聞
  • 就職活動の本格的な解禁を迎え、合同企業説明会に集まった大勢の学生たち(1日午後、東京都渋谷区で)=加藤祐治撮影
    就職活動の本格的な解禁を迎え、合同企業説明会に集まった大勢の学生たち(1日午後、東京都渋谷区で)=加藤祐治撮影2016年春に卒業予定の大学生の就職活動が1日、解禁された。


















経団連が定めた新ルールで、会社説明会の解禁が「3年生の12月」から3か月間繰り下げられ、学生にとっては短期決戦となる。すでに昨年中から本格的に動き出した学生も多く、解禁で活動を始めた学生との間で「二極化」も目立っている。景気回復を背景に企業の採用意欲は高く、例年以上に熱い就職戦線となりそうだ。

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2015年2月26日木曜日

合理性だけでは乗り切れない

奈良 春日大社の灯篭

日本のビジネスの世界で「オーガニックグロース」という言葉が使われだしました。

実は、昔から欧米でのビジネス界で使われていたのですが、最近になってカタカナ語で日本で使われだしました。 色々と独自解釈があるようですが、学生さんや若いビジネスパーソンが誤解しないように、私の卑見を少々、、。

会社は組織があってその中で人が部品として働くものです。 それは合理性が支配する部分です(ある程度計算できる)。 しかし、組織の根底には「Organism(有機体)」がある、つまり、人が人と結びつく信頼関係の部分です。 そこで、時間をかけて信頼関係が醸成され文化が構築される。 国境を跨いでも同じことです。 人それぞれの中には経験知が蓄積されていて、それが結びつく。 組織の未来には予測可能なRISKと、予測できないCRISISが待ち受けています。

有機体の部分がない合理性だけの組織では、予測できないCRISISを乗り越えるのは難しい。M&Aの難しさはそこにあると思います。 ごく一部の日本企業は承知してるだろうと思いますが、「オーガニックグロースに限界があるから、だったらM&Aだ」というのは、非常に短絡的な発想だと思います。

教育に関して言わせてもらうならば、合理的な部分だけの教育をやっていては大人になってから取り返しのつかない致命傷となるのです。

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2015年2月23日月曜日

剣客商売 ~ 息子を見守る父親の気持ち

人生の浮沈に思いを馳せる

『剣客商売』(けんかくしょうばい)は、池波正太郎による時代小説です。 20代の頃、池波正太郎の時代小説を読みあさりました。 『鬼平犯科帳』、『仕掛け人・藤枝梅安』のような派手さはありませんが、秋山父子を中心とする物語である『剣客商売』が好きでした。 四半世紀が経ち、自分が主人公である老剣客秋山小兵衛の年になって読み返してみると、一人前の剣士になって家庭を持った息子を見守る小兵衛の気持ちを少しは感じ取ることができたかなと思いました。

剣術というものは、一所懸命にやって先ず十年。それほどにやらぬと、おれは強いという自信(こころ)にはなれぬ。そこでな、十年やって、さらにまた十年やると、今度は、相手の強さがわかってくる。それからまた、十年やるとな……」。三十年も剣術をやると、今度は、おのれがいかに弱いかということがわかる」、四十年やると、もう何がなんだか、わけがわからなくなってくる」。

先週、3年半ぶりに息子が一時帰国していました。 話したいことは山ほどあったのですが、顔を合わせるとなかなか口には出せないものですね。 

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2015年2月16日月曜日

アインシュタインのピアノ


奈良ホテルでアインシュタインが宿泊時(1922年)に弾いたというピアノを見ました。 以前このブログで、アインシュタインの以下の名言を紹介しました。

「学校で学んだことを一切忘れてしまった時に、なお残っているもの、それこそ教育だ」

彼の業績を理解する能力は私にはありませんが、アインシュタインの名言を信じた私は子供の頃から一方的にアインシュタインに愛着を感じていました。 ユーモアのセンスと辛口のコメントを得意としたというアインシュタイン、小さい時からピアノにもバイオリンにも親しみ、情緒豊かな天才だったのでしょう。

「ゲームのルールを知ることが大事だ。そしてルールを学んだあとは、誰よりも上手にプレイするだけだ」

この言葉も名言で、個人の人生でも会社でも国家でも、ルールに汲々としてゲームを楽しめない日本人は損をします。










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2015年2月7日土曜日

まだまだ禽獣の域を脱しない世界


福沢諭吉の極めて厳格な視点からすると、今の世界は依然として『禽獣の域』を出ていないのでしょう。 

人間って、矛盾だらけで間違いだらけ。だから、人間で成り立つ国家も同じようなものなのです。 ここ十数年を振り返っても、アフガニスタン紛争からイラク戦争、アラブの春、シリア内紛、ウクライナ問題、ナイジェリアのボコ・ハラム、コンゴ、イエメン、新疆ウイグルにチベット、そしてISILと言われるテロリスト集団。世界の紛争地帯は無くなるどころか、反対に拡大しています。

福沢諭吉は「恕(じょ)」という事を言っています。それは、「同じレベルの他者には「敬意」をもって対応し、対等でない状態の他者には「情愛」をもって思いやると言うことです。 福沢諭吉は、家族関係が発展し世界中に広がると世界は文明化すると言ったのですが、果たして、どれくらいのタイムラインを考えていたのでしょうか? 500年、それとも1000年?


もしかしたら、人間は永遠に愚かで、愚かな人間の矛盾や間違いに対応し続けるのが「人が生きる」と言う事なのだと言っているのかも知れません。

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2015年2月4日水曜日

インテリジェンスとインテレクト

一神教の宗教と国際テロリズムと日本人の宗教観とは異なる

明確なVISIONを持っていれば、必要な情報は必ずアンテナに引っかかる。VISIONがなかったら情報は集まらない。組織(または国家)でVISIONを共有していれば、ベクトルを同一とする情報が組織(国家)に集まる。したがって、組織(国家)として統一した行動がとれるのです。 個人でも同じです。 明確なVISIONを持っていると成功する確率が高くなると思います。

ここで重要なことがインテリジェンスとインテレクトの違いです。

情報力と言った場合、インテリジェンスだけでなく、更に重要なのがインテレクトです。インテリジェンスは学校で習うことやネットで収集できる量的に測定可能な情報(IQとか偏差値)。一方、インテレクトは断片的なバラバラな情報から全体を把握する力です(想像力と言ってもいい)。 このあたりは、渡部昇一さんの昔の本(「知的生活」等)を読むと詳しく出ています。

要するに、インテレクトなしにインテリジェンスだけ積み上げても役に立たないのです。

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