2014年1月5日日曜日

家族


正月三が日の三日目、有楽町駅横の火災で電車が大幅に乱れました。 私は、「ダイヤが復旧した」というニュースを聞いてから出かけたのですが、復旧したというのは通常に戻ったことではなく、電車は間引き運転、年初から自分の読みの甘さに苦笑いです。

電車の中、私の前の3人掛けの椅子に小学校低学年の女の子と両親が座っていました。 「痛風で足が痛いオジサンを座らせてね!」と全身全霊(body & soul)をもって訴え続けたのですが、完全に無視されました。 父親は携帯のテレビ・ゲーム、お母さんは少女マンガ、子供はコミック漫画を片手に父親のゲームに横から口を出しています。 しばらくすると父親のゲームは母親にわたり、父と娘はそれぞれがマンガに没頭です。

ほのぼのとした家族だと言うよりも、私には非常に醜くうつりました。 家庭というのは最も基本的な社会的訓練をうける場所だと思います。 もし、この両親が今を幸福に感じているのであれば、子供は非常に利己的な大人に育っていくでしょうね。  

追) 席を譲られていたら、私は勿論やせ我慢をもって丁寧にご辞退申し上げる所存でございました。     

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