2012年8月31日金曜日

リスク・テイカー


将来を正確に予測できればいいのですが、難しい。 だから、ある程度の「リスク」は「テイク」しなければいけないのです。 どうも、そのことがあまり理解されていないように感じます。
 
リスクは、「危険」かも知れませんが「機会(チャンス)」もあるということです。 つまり、それがリスクテイク(risk-taker)ということです。 明るい未来ばかり描いて皆で合唱しているのを見るのは、どうも違和感を感じます。 リスクをテイクしないということは、自分で考え意思決定することを避けていることと同じだと思います

企業だって同じですね。 どうも日本企業は、リスクと言えばネガティブなことばかりを考える。 「リスクテイクしなければリターンも最大化できない」ということを積極的に考える日本企業は少ないのです。 リスクとリターンの間でバランスをとるのが経営者の役割なのですが、そういった経営者が少ない。 経営者とてサラリーマンですから、、、。
 
列島の中で日本人だけでやっている場合はこれでもいいのかも知れませんが、欧米やアジア企業と競合する場合(ほとんどですが)、リスクとリターンのバランスをとり、もっと迅速に意思決定することが要求されると思います。     
  
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