拙宅の玄関で息絶えた油野郎
惡友を親しむ者は共に惡友を免かる可らず。我は心に於て亞細亞東方の惡友を謝絶するものなり(悪友を親しむ者は共に悪友となってしまう。我は心においてアジア東方の悪友を謝絶するものなり)福澤諭吉『脱亜論』(時事新報 1885年3月16日)。
福澤諭吉の「脱亜論」と呼ばれている時事新報の社説です。 上の部分は最後の一行。 127年が経ちました。 その間、日本は日清・日露戦争から昭和の戦争で亡国の一歩手前まで行きました。 その後、米ソは長い冷戦に入り、1949年に中華人民共和国という社会主義国家が成立し、朝鮮半島では戦争が勃発し朝鮮は南北に分断されたのです。
1990年代に入りソ連は崩壊し長く続いた米ソ冷戦は終わり、直後に東西ドイツは統一されました。 それから20年の間、パクス・アメリカーナは怪しくなり、日本もバブルがはじけ失われた20年に突入したのです。 EUも低迷しています。 世界はどこを見ても落ち着かない。 しかし、アジアって本質は変わってないですね。 福澤さんの時代から、、、。
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