2012年7月30日月曜日

スイカは果物に準ずべきもの

 
久しぶりにスイカを食べました。 田舎のスイカなので、そこはかとなく懐かしい香りがします。 正岡子規によると、スイカは「果物に準ずべきもの」だそうです。 『くだもの』というエッセイの中で以下のように書いています。
 
〇 くだものに准ずべきもの 畑に作るものの内で、西瓜と真桑瓜(まくわうり)とは他の畑物とは違うて、かえってくだものの方に入れてもよいものであろう。それは甘味があってしかも生で食う所がくだものの資格を具えておる。
 
スイカとは全く関係ないですが、オリンピックですね。 
 
オリンピックを見ていると、「国家」と「民族」の両方を意識します。 オリンピックのルールがワクとして存在します。 そして、そのルールは毎回誰かの都合の良いように変化していきます。 これって国際関係そのものですよね? 自己防衛のためには自分を取りまく外界に対して常に配慮を怠らないようにしなければならないということです。 国家という人造的な枠組みの維持と、自分は日本人だから日本を応援するという精神的なこと。 この両方の感覚が必要です。
 
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