創立記念パーティでマネジャーたちのダンス!
中国の若い人には2つの大きな課題があります。
ひとつは、計画と行動が非常に短期的であるということです。せいぜい5年先までしか考えない。 人生観、つまり、人生に対するビジョンが漠としたものだと思います。
もう一つは、私生活と仕事を完全に分離して考えることです。 獲得する知識や人間関係をキャピタライズ(資本化)しないで、ゼロリセットしながら生きている。
仕事はお金をもらうための行為であり、したがって、短期的に一番効率のよい労働に対する対価を求めてキョロキョロします。 だから、お金につながるようなスキルの獲得ばかり求めます。
こういったことは国を問わず、ある程度は若者共通の特徴であるかと思いますが、中国の場合、社会制度や慣習からくるプレッシャーが日本と比較にならないほど大きいのです。
ibgのような小さな外国企業でどこまで対応できるか、対応すべきかは非常に頭の痛いところです。 中国で会社を経営するということは、「中国そのもの」と闘うということなのです。
時間をかけて繰り返し繰り返し道理を伝えて行くしかないのでしょう。 こちらの「敢為堅忍の精神」を試されているようです。 経営側に勇気と覚悟がないと簡単に崩されてしまいます。
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