2012年3月29日木曜日

覚悟はあるか?


夏目漱石は、『模倣と独立』(大正二年)の講演を、「人と一緒になって人の後に喰っ付いて行く人よりも、自分から何かしたい、こういう方が今の日本の状況から言えば大切であろうと思うのであります」と締めくくっています。 そして、「覚悟を以てわれわれは進んでいくべきものではないかと思う」と言っています。

私なんて、ずっと「nothing to lose」という感覚が強かったものですから、中味がなくても形式が整っていなくても、わずかばかりですが、覚悟だけはあったと思います。

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