2012年1月13日金曜日

神様仏様

私は多くの日本人と同様、「信仰は何か?」と聞かれると、「No Religion」と答えます。

「アメリカ人との会話で宗教や政治の話は避けなさい」と英会話の教科書に書いてあったような記憶があります。 これはそうとも言えない。 ポジションの高いアメリカ人のビジネスパーソンの集まりで、会議の後の懇親会(ソーシャライズのためのパーティ)などでお酒が入ってくると、宗教や政治の話は出てきます。その年が大統領選の年であれば、必ずその話題になります。

日本人と宗教に関しても、説明できるように自分の考えを持っていないと、恥ずかしい思いをすることになります。

私は神仏習合という意味も含め、日本人の宗教は「combination of all religions」と説明していました。 「日本人は適応能力が高いので、時と場合によって様々な宗教を取り入れるのだ、どうだ凄いだろう!」と言うわけです。 アメリカ人の傾向として適応能力(adjustability)というのは褒め言葉です。 もし、相手がshintoism(神道)とかbuddhism(仏教)、または、zen(禅)なんて単語を交えて質問してくると危険なので(返答する知識が乏しいので)、話題を変えた方が賢明です。

学校教育では、宗教と国家との関わりも、史実として正しく教える必要があると感じます。

お伊勢さんは平日にもかかわらず人がいっぱいでした。 理由はどうあれ、日本人は神様仏様が大好きだということですね。

伊勢神宮 五十鈴川

***

0 件のコメント:

コメントを投稿