日本の教育は従業員(employee)を作り出すにはよく出来たシステムだろうと思います。 つまり、規則を守り間違いを犯さず、質の高い仕事をこなす人材を輩出するシステムです。 これは大切なことです。 ただ、これだけではいけない。 従業員は仕事(雇用)の存在が前提となるからです。
総理大臣の言う「日本の一番の武器である人材」の中身は分かりませんが、色々なキャリアが存在します、例えば、商店経営、ミュージシャン、開業医などの自営業。 起業家と言われるビジネス・オーナー、そして、投資家などです。 従業員は様々なキャリアの一つです。
ニューハンプシャー州のモットーは「Live free or die(自由に生きないなら死んじまえ)」です。 車のナンバープレートには全てこのモットーが書いてあります。 世界は混迷の時代をむかえています。 安定を望んでも安定がどこにあるのか分からなくなるのです。 従って、不安定な中で自由を求める能力が必要になってきます。 ちょっと拡大解釈ですが、福沢諭吉の「一身独立して一国独立す」も同様のことですね。
政府は企業に高齢者の雇用を義務づけするだけでなく、仕事(雇用)そのものを創出すべきでしょう。 世界の情勢が流動化し先の読めない時代に、既存の組織に安定を望む人材ばかり作り出していては、不安定な世界情勢を乗り切ることはできないですね。 中高年の不安を払拭すると同時に、若者の自由な生き方も認めてやりましょうよ。 銀行や航空会社を支援(bail out)するばかりじゃなくて、起業する若者をサポートする仕組みを考えて下さい。 どんどん失敗する社会にしましょう!
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三鷹の隠居さん☆こんにちは
返信削除「Live free or die」のナンバープレートを初めて見たときは衝撃でした!
こういう気持ちを忘れちゃいけませんね。
「大企業で安定した仕事」というステレオタイプな考え方に毒されている人がまだまだ大多数だってところから、日本は変わっていかないといけないなぁと思います。
日本も自立する自由人が増えないといけないですね。多くの「hipster」(自立するインテリ ヒッピー)が出てこないと、、、。
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