2011年12月17日土曜日

日本の宗教

学問の神様 湯島天神

Yさんの氏神様である湯島天神に立ち寄りました。 Yさんは私の先輩。 本郷で生まれ育ち、今でも本郷通りに住んでいます。 だから湯島天神の氏子なのですね。 村の鎮守様と言われてもピンと来ませんが、湯島天神はYさんの鎮守様です。

神仏習合って、神様と仏様を統合した日本の宗教そのものだったのではないかと思います。 江戸の庶民は神様と仏様をうまく融合させていた。 ところが、明治に入り、近代国家建設のためなのか、神仏分離令で無理矢理に神仏分離をはかり、神仏習合の習慣を禁止しました。 敗戦後、神道は国粋主義のイメージだけになっちゃった。

日本独自の宗教というものを再考する時かも知れません。 今後ますます「死」が身近なものになっていきますから。 今の日本では、葬式は何派だか分からないけど一応仏教だから寺で行い、結婚式はキリスト教、困ったときは神様、これって今の日本では珍しいことじゃないですよね? 年金や医療の問題は今後益々フォーカスされて来るでしょうが、「死」そのものを考えるって、避けられないことだと思います。

湯島の境内にも合格祈願の神頼みの絵馬がいっぱいでした。 さてさて、私の年末年始の神頼みはなんでしょう。 仕事がうまくいって、若いスタッフがハッピーになることでしょうか。

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