2012年7月11日水曜日

トレード・オフの克服

トレード・オフってMBAで習うことではなくて、アメリカの中高生が公立の学校で最初に習うことです。 トレード・オフとは、人は欲しいものすべてを手にすることはできないために、欲しい物、つまり、選択肢の中から一つを選び出すことです。 アメリカの中高生は、10代の早い時期から意思決定プロセスを学んでいくのです。

セミナーの講演料として二万円の臨時収入がありました。 下の表は、使いみちの選択肢と意思決定プロセスを表しています。


論理的に思考すると、コーヒー・メーカーを買う事になるわけですが、非論理的で天邪鬼の私は、YAMAHAのギター ミニ・アンプを買ったのでした。

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2012年7月10日火曜日

映画 『アメイジング・スパイダーマン』

吉祥寺

映画 『アメイジング・スパイダーマン The Amazing Spider-Man』 を観てきました。 全てがお子様向けになっています。 簡単にマスクをとらないでほしい!  

「鉄腕アトム」より「鉄人28号」、「ビートルズ」より「ローリングストーンズ」、「スパイダーマン」よりも「バットマン」、、、天邪鬼ですか?

この映画の評価が高いのには驚きです。

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2012年7月8日日曜日

語学エリート?

National flag (伊勢神宮)

世界を舞台に仕事をする人材の育成が目的であれば、それは、日本や日本人をもっと意識することでしょう。 ただ単に高水準の語学力を備えた人材の育成にフォーカスすることではないと思いますよ。

自分がグローバル人材だと思っても、「グローバル国」なんて国家はありません。 国籍が「グローバル」なんてないのです。 国境を越えるにはパスポートが必要ですし、入出国審査のプロセスは我々が生きている間はなくならないでしょう。 そもそも、自分が背負っている歴史や文化は否定できない。 嘘もつけない(嘘をつこうとする国はあるだろうが、、、)。 だから、できるだけ理解しておかないと、日本以外の歴史や文化とやって行くことは難しいのです。
  
外国語は出来たほうが便利なのは間違いありません。 だが、それよりも重要なことは、自分を知り説明できることだと思います。 
  
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2012年7月6日金曜日

何度もやりなおす

1976年大阪のライブハウスのスケジュールです。当時の大阪ってなぜかブルース一色でした。
 
昨日は、Freeの「All Right Now」(1970年)の前奏を弾いてみました。 YouTubeはスゴイですね。 当時の映像がありました。 ギタリストのポール・コゾフの手元が映っています。 人差し指から小指までを大きく開いた押さえ方をしています。 単純に5フレットでAとDコードの繰り返しだと思っていたら大間違いでした。 40年間勘違いをしていました。

何度もやりなおすのはいいですね。 以外な発見があり非常に効果的です。

ブリティッシュロックは10代後半から聞かなくなりました。 R&Bやブルースのような黒人音楽のほうがカッコいいと思ったからです。 でも、全体を体系的に振り返ってみる「なんだロックか、、」とバカにできない、ただものではないことが分かります。 ペイジもベックもクラプトンも、そしてポール・コゾフもそれぞれがプロフェッショナルでした。

若い時って、余裕がないから目先のことで必死になります。 だから、全体をコンテクスト、つまり、脈絡を追って眺めるってできないものです。 そんな時に長いスパンで全体を見るようなアドバイスをしてくれる先輩や先生がいるといいですね。 親の役割だってそういうものなのかも知れません(ウチはもう手遅れですが、、、)。 

まぁ、他人の力を借りなくても何度もやりなおすことによって体系立てて見えてくる日が来ます。 ちょっと月並みな言い方かもしれないけど、「諦めない」って大事ですね。

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2012年7月5日木曜日

趣味の話


1960年代後半から1970年代にかけてのイギリスのミュージックシーンを時系列に並べてみました。 ジミー・ペイジはレッド・ツェッペリンそのものです。 一方、ジェフ・ベックや当時のエリック・クラプトンはバンドの人と言うよりも、一人働きの仕事人です。 フリーというバンドは日本ではあまり知られていませんが、本国イギリスでは圧倒的な人気です。 ギタリストのポール・コゾフは早くに死んでしまいましたが、リーダーのボーカリストであるポール・ロジャースは今でも第一線で活躍しています。

私にとってのカッコいい音って、恐らくこのあたりのイギリスの音なんでしょうね。 この後、フリーのポール・ロジャースは、世界的なヒットをもくろんでアメリカの音を取り入れたバッド・カンパニーというバンドで成功しました。 私の耳も急速にアメリカの音に慣れていったのですが、40年経っても1970年前後のブリティッシュの音はカッコいいと感じるのです。

音でも味でも文学でも、一流のものにいっぱい触れておくのがいいと思います。 自分の気に入ったものを徹底的に吸収するのがいいですね。 プロフェッショナルになる第一歩だと思います。 私は中途半端に取り入れたので、平凡な人生を送っていますが、、、。

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2012年7月3日火曜日

誠実であるということ

 
将来を見据える母猿

ブログや日記を書くことは、自分が何を考えているか知る意味でいいツールだと思います。 最近の大学では、ハウツー本や就活セミナーで場当たりのスキルを身につけることが、プロフェッショナルやグローバルになることだと思われているようです。 政治家だって塾で促成栽培される日本ですから想像に難くありません。
 
全く知らない人たちと交わり自分を試して、自分が何者かを理解することから始めないと、死ぬまで流行のスキルや知識を追い続けるしかないでしょう。 今の日本の課題は(大袈裟ですねぇ、、)、自分を知ることなく、世間(日本の社会)に身を任せるから個性が生まれず、結果、「埋もれた日本」になっていることだろうと思います。 コミュニケーションなんて言葉が流行っているようですが、自分とのコミュニケーションがスタートポイントじゃないですか?
 
小林秀雄が『私の人生観』で言っています。
 
「知性の奴隷となった頭脳の最大の特権は、何にでも便乗出来るという事ではありませんか」。

何ごとにも便乗しないロック魂のような反骨スピリットってなくなってしまったのですか? 政治家先生が誠実不誠実を声高に語っていますが、誠実であるということは「自分のやっていることに対して一生懸命だ」と言うことでしょう。 大臣ともあろう方が、不誠実と嘘つきや詐欺師を混同してもらっては困ります。

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2012年7月2日月曜日

埋もれた日本

和辻哲郎

和辻哲郎が『埋もれた日本』(1951年)という随想集に『甲陽軍鑑』のことを書いています。 『甲陽軍鑑』は、甲斐の武田氏の軍法で、軍鑑とは戦(いくさ)の鑑(かがみ)と言うことです。 

和辻哲郎の『埋もれた日本』(1951年)は、キリシタン渡来時代前後(応仁の乱から江戸時代初期)の日本の思想的な状況について書かれています。 多様性(diversity)のあった思想が、徳川時代の長い鎖国政策によって芽を摘み取られたと言うのが和辻哲郎の主張です。 面白いですね。 応仁の乱以後の時代は下克上など社会が崩壊する時代で、そこから一揆といった民衆運動がおこりました。 

さて、『甲陽軍鑑』に国を滅ぼす4種類の大将のタイプが書かれています。

1.バカなる大将(頭が良くても武芸が優れていても、うぬぼれが強い人)
2.利根すぎる大将(見栄っぱりな人)
3.臆病なる大将(道義的性格の弱い人)
4.強すぎる大将(穏健な意見には耳をかさない人)
  
理想の大将は賢明な道義的性格のしっかりとした仁慈に富んだ人物であり、「人を見る明」が大事であると言っています。「明」は、うぬぼれや虚栄心や猜みなどのような私心を去らなくては得られない。 「大将がこの明を得れば、彼の率いる武士団は強剛不壊のものになる」と。 「明」と言うのは、真理を悟る智慧のことです。

果たして、今の「埋もれた日本」を掘り起こして再生させる大将は誰でしょう? 日本の軍法は
  
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