2011年11月11日金曜日

ビジネス 101


「Form Storm Norm Perform」って、101、つまり、ビジネスの基礎として学校で教わることです。 ビジネスで極めてベーシックなものを101(ワン・オー・ワン)と呼びます。 アメリカの大学で101は基礎科目の番号になっていることに由来します。

Performできるまで、つまり、成果がでるまでに、Form Storm Norm の3つのステップが存在します。 いち早く組織がPerform段階に到達するために、マネジメントは努力します。 人の異動が少ない日本の組織では、Form、Stormのステップを省略する傾向にあります。 そして、いきなりPerformを求めることが多い。 また、日本人マネジメントの仕事は、品質や時間の管理に主眼が置かれます。 Form、Stormに関しては、無視するか、自分たちで解決しろという事なのでしょう。

日本企業の方にこのスライドをお見せすると笑われることがあります。 内容が幼稚だと感じられるのでしょう。 しかし、実際は、Form、Stormのステップを重視しないため、プロジェクトが途中から泥沼になっていく場合が多い。 日本人が日本人以外の人たちと一緒にやるプロジェクトの場合、特に多いのです。

政府間の交渉事だって同じですね。 Form、Stormをスキップしたり、バックアップ・プランやフォールバック・プランなしに交渉に入るなんて、向こう見ずな自殺行為ですね。 身ぐるみ剥がされちゃいますよ。

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