アメリカの中高生が学校で教わることです。
ROAトレードオフ(ROA trade off)はビジネススクールの1年目で必ず出てくるものです。ネットで「ROAトレードオフ」で検索してみましたが、私が期待していたことはほとんど出てきませんでした(「ROA trade off」と入力するといっぱい出てきます)。
ROA(総資産利益率)とは、どれだけの資産(資本ではありません)を使って、どれだけの利益を上げているかを示す指標です。
ROA = 経常利益 ÷ 総資産
ROAを上げるためには、売上高利益率(売上総利益÷売上高)あるいは総資産回転率(売上高÷総資産)を向上させる必要があることがわかります。ただし、一般的にはこの両者はトレードオフ(一方が向上すると、もう一方が低下する)の関係で、どちらを重視したビジネスをするかが重要なのです。
もっと簡単に説明しましょう。
レストランビジネスに参入する場合、回転率が勝負の Take Out の中華料理や立ち食い蕎麦屋をやるか、高級フランス料理や老舗蕎麦屋的な店を経営するかのどちらを選ぶかと言う事です。どちらでもいいのです。要するに、何方つかずな曖昧な商売(下の図の赤のチェックマーク)はアカンよということです。明確なVISIONがどこにあるかが重要なのです。
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