2018年4月11日水曜日

プラクティスということ

Row, row, row your boat (ネットで拾ったイメージです)

Practice 【名】
1. 〔上達のための〕練習、訓練、演習
Practice makes perfect. : 習うより慣れろ。/練習[訓練・稽古・実践]することで完璧に(できるように)なる。/練習[訓練・けいこ・実践]が完璧[完全](な技[技術])を作り上げる。
2.  〔理論や計画などの〕実践、実行、履行
3.  〔練習などによる〕上達、熟練
4.  〔日常的な〕活動、行為
5.  〔医師などの専門職の〕仕事、実務
6.  〔医師などの専門職の〕営業、開業
7.  〔習慣的な〕慣行、慣例◆【用法】通例practices
8.  《法律》訴訟手続き

エリック・ホッファーだったと思いますが、「人生はボートを漕ぐようなもの」だと書いていました。ボートは背中の方に向かって自分で漕いで進んでいきます。両側の岸にぶつからないように左右を確認しながら進んで行きます。通り過ぎた川面は見えますが、自分が今進んでいる方向は、背中の方なので見ることが出来ません。

過去(慣行)をオールでかきながら、刻々と変化する状況を確認し、見えない未来(目標)に向かって後ろ向きに進んでいる(実践)のです。川の流れの中で状況を読み(勘と経験と度胸が必要でしょう)、リスクを評価しながら進み続ける。

コンサルティングの組織や仕事を「practice」と呼ぶことがあります。これは過去の経験や慣例を確認しながら、実践・実行していくということです。人の人生も一緒ですよね? まさにボートを漕ぐようなものなのです。過去を確認せず信念(信じるもの)もなかったら、ボートはすぐに両岸に乗り上げてしまいます。

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